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ヨガを続けているのに、「なんとなくできているけど、これでいいのか分からない」。そんな状態になっていませんか?
その原因は、気づけないポーズのずれかもしれません。そして、このずれに気づきやすくする方法のひとつが、ヨガプロップスの活用です。ここでは、ヨガブロックとヨガベルトのおもな役割と使い方を、ヨガ歴15年以上・RYT200取得の著者が、実経験をもとに解説します。
- ヨガプロップスを使う理由がわかる
- ヨガブロックやベルトが自分に必要がどうかがわかる
- ヨガブロックの使いかたがわかる
- ヨガベルトの使いかたがわかる
- ヨガプロップス(ブロック・ベルト)を買うときのポイント
スタジオでヨガをしているときは、自分のポーズを大きな鏡で確認したり、ポーズが崩れていたら、インストラクターがフォームの修正の手助けをしてくれます。でも、オンラインレッスンや動画では、このように自分のポーズ確認や修正がしにくい状況です。
「これであっているのかな?」と思いながら、なんとなく真似してポーズをする。その積み重ねで、ちょっとしたずれがそのままポーズに反映されてしまうことがあります。
けがや頑張りすぎは、気づかないポーズのずれから起きやすいこともあります。また、無理な体勢でポーズを取っている自覚がないまま、少しずつ関節や筋肉に負担をかけているかもしれません。
自宅でのヨガの限界は、身体能力より、環境の問題かもしれませんね。

自宅でヨガをしているとき、どんな気持ちでしているか振り返ってみてください。
以下のような感じでしていたら、ポーズの効果が半減してしまっている傾向にあります。
- 前屈はひざを曲げて、なんとなくしている
- 三角のポーズで手を床につくと、背中が丸まる/伸びている感じがしない
- 動画と同じようにしているのに効いている感じがない
- 前屈は股関節で曲げられず、腰から曲げている
- 座って骨盤を立てるのが苦手で、気づくと後ろに倒れている
- 両手や両足のつく場所や、足を開くときの位置がわからないことがある
- 柔軟性の高いポーズで無理して、筋肉を痛めたことがある
- 反動や勢いをつけてポーズを取ってしまう
- 呼吸より「形」を優先してしまう
- 体が硬いから仕方ないと、どこかであきらめている
- 効いている感じがなく、する意味がわからないポーズがある
- タオルや本で代用しているけど、ちょっと不安
2つ以上当てはまるなら、「やり方」ではなく「環境」を変えた方が早いかもしれません。

自宅でヨガをするとき、以下3つのよくない習慣は、練習環境や意識の影響で起こりやすいものです。
スタジオと違って、鏡がなく、インストラクターからのアシストも受けにくいため、ポーズのずれに気づきにくい状況です。
無理に伸ばす
「もう少しで届くかも」という気持ちから、反動をつけたり、無理に伸ばそうとしてしまいがちです。無理なストレッチは筋肉や関節を傷める恐れがあります。
ただポーズを真似る
動画の通りに身体を動かしても「ポーズを取っているのに、効いている感じがしない」のは、体の内側を意識せずにポーズをとっているかもしれません。
体のどの部分が伸びていて、どの部分に力が入っているなどを感じることができず、ポーズの良さがわかっていない可能性があります。
呼吸が止まってしまう
ポーズに集中するとき、呼吸が浅くなったり、止まってしまう。多くの方が気づきづらい現象です。呼吸が十分できていないと、体の緊張が高まり、ヨガのパフォーマンスに影響がでてしまいます。
そして「ヨガをしているのにリラックスできない」という感覚にもつながります。

「ヨガブロックやベルトは必要なときに買えばいい」と思っていませんか。
プロップスはできない人が妥協するための道具ではありません。正しい位置でポーズが取れるようにサポートする道具です。
床に手が届かなければブロックを使い、手が足先に届かなければベルトで長さを補う。正しい位置でポーズが安定すると、力みが抜けて自分の内側に集中しやすくなります。
そのとき初めて、体のどの筋肉が伸びているか、強くなっているかが実感できるようになります。
そもそもヨガプロップスは、アイアンガーヨガの創始者B.K.S.アイアンガー氏が、あらゆる体の状態の人が正しくポーズを取れるように広めたものです。道具を使うことは、ヨガの本来の姿に近い練習とも言えます。
また、ポーズができるようになったから、プロップスが不要になるわけではありません。新しいポーズをチャレンジするとき、長らくしていないポーズをするときに、「自分のポーズが正しく取れているか」を確認するために使います。
プロップスの役割はずっと続きます。
ヨガブロックを使うときは、おもに手をおく位置を高くし、ひざの固定や、骨盤の位置を変えるなど、多岐にわたります。
- 三角のポーズ・半月のポーズ・前屈で床に手が届かないとき
- 座位のポーズで骨盤が後傾し、背中が崩れてしまうとき
- 橋のポーズで腰を持ち上げたまま保持するのがつらいとき
- 椅子のポーズや橋のポーズでひざが内側に入ってしまうとき
「これ、自分のことかも」と感じた人も多いのではないでしょうか。ブロックが必要な場面は意外と多いのです。

床におく(手を下につく位置を高くする)
前屈・三角のポーズ・半月のポーズで、手が床に届きづらいときにブロックを使います。
高さを3段階に調整できるので、体の柔軟性が上がるにつれて低くしていきましょう。
ブロックを挟む(ひざの位置を固定する・太ももを強化する)
太ももの内側にブロックを挟んで橋のポーズや椅子のポーズの膝の位置を固定します。
ポーズの安定につながると同時に、女性に必要な内側の太ももの筋肉(内転筋)も鍛えます。
お尻の下におく(骨盤の位置を変える、骨盤を支える)
長座や開脚前屈でブロックの上に座ると、骨盤を起こしやすくなり、上体を倒しやすくします。
橋のポーズでは、お尻の下にブロックをおいてポーズをとると、上体を持ち上げる力をサポートします。
他にも、山のポーズのときに頭の上において中心軸の確認をしたり、チャトランガ ダンダーサナの腕や肩の動きの修正など、ブロックをつかう用途はたくさんあります。
ヨガブロックの素材はおもにコルク・EVA(発泡素材)・木製の3種類があります。自分の好みで選んでください。
- EVA 軽くて扱いやすい。最初の1個・日常使い向き
- コルク 重みがあり安定感が高い。ぐらつきが気になる人向き
- 木製・竹 硬くしっかり支える。体重をしっかりかける使い方向き
まず試すなら、EVA素材のものをおすすめします。軽くて使いやすく、価格も手頃です。また、ヨガブロックは2個セットで売られていることが多いです。
ヨガベルトは、おもにブロックでは長さが足りないとき、体の位置を固定したいときなどに使います。
- あおむけで足を上げるポーズで、ひざを伸ばしてポーズが取れないとき
- 牛の顔のポーズで、背中の後ろで両手が組めないとき
- 座った前屈や鷺のポーズで、手が足先に届かないとき
- 立位のポーズで、両足の幅をちょうど良い距離を測りたいとき

長さを足す(届かない部分をつなぐ)
あおむけで片足を上げるポーズのとき、足の裏にベルトをかけると、膝を伸ばしたままポーズがとれるようになります。(前屈も足の裏にベルトかけてポーズをとります)
タオルでしていたことをヨガベルトを使うと、長さを気にせずポーズに集中できます。
固定する(ポーズをキープしやすくする)
逆立ちのポーズや橋のポーズで、両腕の幅や足幅を固定するときに使います。固定することで、ひざやひじの開きをふせぎ、ベルトのたるみでひざが内側に向いていることを知らせます。
足裏で押す(反力をつくる)
長座や前屈のポーズのとき、輪っかにしたベルトを足裏と腰のした(仙骨)あたりにかけます。足裏を強く押して骨盤を立てやすくします。
一般的に180〜240cm前後のものがよく使われます。(背が高い人は240cm前後あると安心) ベルトの素材は、肌に優しい綿素材で厚みと幅があるものを選びましょう。(著者は、綿素材の2mのものを利用しています。)

買うかどうか迷ったら、まずはヨガブロックから試してみましょう。
ポーズの安定感が変わると、「もう少し伸ばしたい」「届かない部分を補いたい」と感じる場面が出てきます。そのときに、ヨガベルトを追加すると、できるポーズが一気に広がります。
著者もはじめはダイソーのものを使っていました。手軽に試せるので、最初の1個としては十分使えます。
ただし、使っているうちに表面は傷がつき、変色し始めました。長く使いたいと思ったら、メーカー品がおすすめです。
それぞれの特徴をまとめたので、選ぶときの参考にしてみてください。
| メーカー名 | 素材 | 向いている人 |
| Sunny Glow | EVA | 初めて買う人 |
| Teevar | コルク | 安定感重視の人 |
Sunny Glow ヨガブロック(EVA・自宅ヨガ用)
普段使いなら、EVA素材のブロックがちょうどいいです。軽くて扱いやすいので、毎日の練習に向いています。ダイソーから買い換えるなら、このぐらいの商品がおすすめです。
Teeyar ヨガブロック(コルク・安定感)
安定感を重視するなら、コルク製も選択肢になります。耐久性があり、滑りにくく、手に馴染みやすいのが特徴です。
長く使いたい人、ポーズの安定感を高めたい人におすすめです。
ヨガベルトは、1本あるだけでポーズの幅がかなり広がります。
著者は、ベルトは綿素材、留め具はプラスチック製のシンチバックタイプを使っています。しっかり固定できるので安心感があります。一度長さを決めればずれにくいのですが、調節するときは手間がかかるのも難点です。
一方で、Dリングタイプは長さの調整がしやすく、ポーズの途中でも扱いやすいのがメリットです。使いやすさ重視でDリングタイプを選ぶのもいいと思います。
| メーカー名 | 素材 | 向いている人 |
| Suria ベルト | 綿 | シンプルに使いたい人 |
Suria ヨガベルト
シンプルに使うなら、日本メーカーのSuriaがおすすめです。余計な機能がなく、しっかり固定できるので、初心者でも扱いやすい1本です。

自宅でのヨガでポーズの上達が見込めないのは、体の問題だけでなく環境の問題もあります。「気づけないポーズのずれ」は、スタジオなら先生が直してくれますが、おうちでは誰も教えてくれない。その代わりになるのが、ブロックとベルトです。
ヨガブロックやヨガベルト、安心や安定も生み出してくれる道具です。届かないところを補うのは、努力ではなく道具の仕事。
また、正しいポジションでポーズが取れたときは、呼吸も深く集中しています。その体験が、自宅でもヨガを続けるキッカケを作ることもあります。
まずはブロックから、自分に合いそうなものを一度チェックしてみてくださいね。
※掲載情報は執筆の経験・知識をもとに書いています。購入前にメーカー公式情報もあわせてご確認ください。
※練習の際は無理をせず、痛みや強い違和感がある場合は中止し、医療機関や有資格者にご相談ください。
※持病のある方、妊娠中の方、怪我の治療中の方は、事前に医師へご相談ください。

