
数あるヨガのブログの中から、「おうちヨガブログ」へお越しいただき、ありがとうございます。
このサイトは、自宅でヨガを続けたい方、または動画やオンラインレッスンだけでは満足できなかった方に向けて、実践的な知識やヒントを発信しています。
ヨガを通して、自分の体と心に寄り添う力を育てる
そんな思いを込めて、一人ひとりの「できた!」につながる情報をお届けしています。
スタジオのレッスンは、インストラクターさんや設置している大きい鏡、レッスンに参加している周りの人の動きなど、外部から自分のポーズや動きを確認できます。
残念ながら、自宅ではそれはかないません。気軽にできる代わりに、体に無理をさせる、間違った位置に手足をおいているなど、ケガしやすい環境でもあります。以下のことに気をつけて行ってください。
きついと感じる(筋トレで鍛えているときとは違う感覚です)
体が出す痛み、呼吸の浅さ
翌日に現れる筋肉や筋、関節などの痛み
これらは体が出す危険のサインです。ヨガの練習は、本来あるべき体の動き、強さに戻すこと。そして、筋肉のバランスを整えて、骨格を正しい位置に戻すのが目的です。度を超えたことをするのは避けてくださいね。ヨガのポーズをする上で「無理をしないこと」は大前提です。体を伸ばすときは今より1ミリ伸ばす気持ちで、チャレンジするときは、体のサインを素直に受け入れてほしいです。
ときには、その加減がわからず、ケガに発展することもあります。そのときは一旦お休みして、医療機関を受診してください。頑張りすぎないことも上達の一つと捉えてくださいね。
また、持病がある方はとくに無理しないこと。自分と向き合うことは、昔から伝わるヨガの教えの基本でもあります。ポーズを取り組むとき、実践していいか判断がつかないときは、迷わずに医療機関にご相談してくださいね。
このブログを運営している「さぼとも」です。
ここでは、私とヨガとの出会い、そしてこのブログに込めた思いについて、少し紹介させていただきます。
ヨガとの出会い。私も当時は体が硬かった。
私のヨガとの出会いは、15年以上遡ります。(2006年からスタート。途中お休みしています)
有名なホットヨガスタジオの広告の「ホット」の言葉に魅せられ、体験レッスンに参加したのが事の始まり。 当時は、会社のストレス解消目的でスッキリ感を求めるだけでした。
そして、続けるうちに「もっときれいにポーズを取りたい」と欲がでてしまいます。それに反して、私の体は思い通りにうごかない。 ダウンドッグは手足が震えて小鹿で台形のよう。前屈では手が床に届く気配もなく、開脚も90度に満たないものでした 。
悲しい現実に落ち込んでも、レッスン後の爽快感に救われていました。思うようにできなくても、レッスン後の心地よさがすべてを打ち消していたのを覚えています。
そんな中、ある先生と出会い、ポーズが上達しました。 正しい体の使い方を学び、1年後には前屈で手が床に届くように。
また、ポーズの上達とともに、心にも変化が現れ始めました。
仕事での無茶ぶりによる イライラが減り、予期せぬ予定変更にも建設的な考えが生まれ、心に余裕ができるようになったのです。
できた先にあった、落とし穴
ヨガを始めて2年。通っていたヨガスタジオの制度が変わったのを機に、自宅練習へ移行。しかし、ズボラな性格もあって、練習頻度は激減します。自分のスタイルにも変化が出始めたので、別のスタジオに通い始めます。そこで、ポーズを褒められるようになりました。
しかし、それが裏目にでます。
無理なストレッチで内腿を、ブリッジで腰を、鳩王のポーズで肩を痛め、次々と体に悲鳴が走りました。
そんな中、ダイエットで成功。痩せたけど筋力も落ちていました。戦士のポーズで太ももを肉離れするという失敗も経験。原因は、自分の体幹で支えることができなかったから。
自分の知っているヨガはなにか違う。
この痛い経験から、体と心のバランスを大切にする意識が芽生えました。
自分の知識や経験がつながった
自分のケガの連発を解消したい。そんな思いを胸に、全米ヨガアライアンスの資格取得をめざし、2020年にプログラムを卒業。このときに、今までの知識や経験が点と点から線になりました。
ブログに書かれているもののほとんどは、ここで得た気づきや深めた知識です。
そして、ボランティアでのレッスンやオンラインレッスンを通じて、実践経験を深めました。
ヨガは、自分の体と心に真っ直ぐ向き合うもの。
インストラクターのガイドがあっても、自分の意識次第でケガをすることもあるし、見逃しや聞き逃しも起こります。
だからこそ、復習できる場所、自分で考え直せる場所が必要だと思いました。
このブログで伝えたいこと
残念ながら、今でもヨガの誤解や偏見はあります。
私がヨガを始めた頃は、「ヨガは宗教みたい」「ヨガは腰を痛めるもの」という言葉をよく耳にして、驚くこともしばしば。
正直、どこが?の連続でした。
その頃よりは耳にすることはずいぶんと減りましたが、今でもたまに耳にします。
ヨガは体を守り、心を育て、日常にそっと寄り添ってくれるもの。
最近は、いろいろな角度からヨガのすばらしさが実証されています。しかし、まだまだな部分もあります。また、ヨガの解釈、ヨガの練習もそれぞれ違う。自分らしいヨガを見つける手助けになればと思っています。
この「おうちヨガブログ」では、
- 動画やオンラインレッスンでは気づきにくい要点を補い
- ヨガのリテラシーを高め
- 自分らしいヨガを見つける手助けをする
そんな場所を目指しています。誰かと比べるのではなく、
無理なく、楽しく、 自分のペースでヨガを育てていけるように。
そんな願いを込めて、これからも発信していきます。
ブログに登場するキャラクターはミニマルなデザインを採用しています。また、性別を問わない中性なモチーフで、体の動きがわかりやすいことを意識しています。
初代キャラクター

「ヨガをはじめた愛らしいロボット」をイメージして作りました。ロボットの機械的な部分に、ヨガの柔軟性を持たせるため、「マシュマロ」のような柔らかさを取り入れています。また、ヨガは性別を問いません。その精神を重視して抽象的な「てるてるぼうず」の要素もかけ合わせています。
しかし、シンプルすぎたため、既存のキャラクターに類似していること、頭の位置、手の様子が多少わかりづらいため、自主的に2代目へ切り替えています。ゆっくりですが、全てのイラスト差し替える予定です。
2代目キャラクター

「ヨガをがんばる新米のお坊さん」をイメージして作りました。ヨガは学び続けるものでもあり、ポーズも上達と共に難易度があがります。この過程がお坊さんの修行に近いと感じ、お坊さんを題材にしました。
服装は、体の動きを見やすくするため、少しアレンジを加えています。ただ、宗教的な印象を持たれる方もいるかもしれません。その点についてはご理解いただけますと幸いです。そのイメージを和らげるため、赤ちゃんの要素も取り入れています。

このブログの記事は、管理人である著者のヨガ経験で得た知識、また、全米ヨガアライアンス(RYT200)資格取得過程や、セミナー、研修で得た知識を基に作成しています。
ただ、言語化、具体化するにあたり、知識の裏付け、確認の一環として、以下の本を参考にしています。どれも、著者が読んだ上で、自分の言葉で説明をしています。
<参考文献リスト>
シヴァーナンダ・ヨーガ・センター編 ルーシー・リデル著 竹田悦子訳(2019年)ヨーガ 本質と実践 株式会社ガイアブックス発行
B.K.S アイアンガー著 沖 正弘 後藤南海雄 玉木瑞枝訳(2011年)増補新版 ハタヨガの神髄 株式会社白揚社発行
スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳(1989年)インテグラル・ヨガ パタンジャリのヨーガ・スートラ 株式会社めるくまーる発行
Swami Muktibodhananda著 Hatha Yoga Pradipika
クリスティーナ ブラウン著 加野敬子訳(2018年)モダンヨガバイブル 株式会社ガイヤブックス発行
綿本 彰著(2022年)理由がわかれば心身が整う!ヨガを楽しむ教科書 株式会社ナツメ社発行
今津貴美(キミ)著(2018年)いちばんよくわかる YOGA ポーズ全集 株式会社学研プラス発行
レイ・ロング医学博士著 中村尚人監修 鈴木まゆみ訳(2019年)図解 ヨガアナトミー アーサナ編 アンダーザライト ヨガスクール発行
レスリー・カミノフ、エイミー・マシューズ著、吉水順子訳(2023年)レスリー・カミノフの最新ヨガアナトミィ 株式会社ガイアブックス発行
アン・スワン著 高尾美穂監修(2019年)サイエンス・オブ・ヨガ 株式会社東西社発行
山口典孝・左明著 石井直方監修(2011年)動作でわかる 筋肉の基本としくみ 株式会社マイナビ出版発行
Clem W. Thompson, R.T Floyd著 中村千秋 竹内真希訳(2018年)身体運動の機能解剖(改訂版)
橋本尚詞監修(2024年)一生役立つ きちんとわかる解剖学 筋肉・骨・からだのしくみ 株式会社東西社
上原健志著 石井直方監修(2024年)セラピストがよくわかる魔法の教科書 解剖生理&ストレッチマスター 株式会社笠倉出版社発行
石井直方著(2021年)いのちのスクワット(2度のがんから私を救った)マキノ出版発行
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