
「マット、どれでも同じじゃないの?」そう思っていませんか?
筆者もはじめて買ったとき、調べるほど分からなくなり、どれを買っていいか迷いました。
ヨガマットは、選ぶポイントがわかると、自分に合ったものが選びやすくなります。この記事では、自宅用に必要な情報だけに絞って整理しました。ヨガマットはあなたの練習を快適にします。自分の一枚を見つけてくださいね。
- ヨガマットの素材と特徴
- 厚さによる使い心地の違い
- 重さとサイズの目安
- 収納と形状の違い
- お手入れと処分方法について
- ヨガマットの再利用方法
買ったヨガマットが使えない!などのトラブル、おすすめのヨガマットを知りたい人はこちらから。

どれも同じように見えるヨガマットですが、「素材」「厚さ」「サイズ」「重さ」など、それぞれの特徴があります。安易に選ぶと「滑りやすい」「重すぎる」など、自分に合わないマットを買ってしまうこともあります。
かといって、調べるほど情報が増え、逆に迷ってしまうことも。そこで、迷いやすいヨガマットの素材をわかりやすく、表に整理いたしました。
ヨガマットの素材はおもに7種類あります。素材によって、滑りにくさや重さ、手入れのしやすさ、そして、使い心地は大きく変わります。
迷った場合は、扱いやすいTPE素材を選ぶと失敗しにくいです。ただし、価格を抑えたい場合はPVCやNBRから試すのも一つの方法です。
| 素材・正式名称 | 特徴 | 適した用途 | 注意点 |
| PVC素材 (ポリ塩化ビニル) | 安価 カラー豊富 やや重め | お試し コスパ重視 | 汗で滑りやすい 劣化しやすい (ヨガソックスやラグで対応可) |
| TPE素材 (熱可塑性エラストマー) | 軽量・においが少ない 水洗いができる グリップ力がある | 初心者向け 扱いやすい素材 (迷ったらコレ) | 傷がつきやすい (使用上問題なし) |
| 天然ゴム | グリップ力が強い ずっしり重め | 安定感が欲しい 中上級者向き | ゴムアレルギー においは強め (陰干しして軽減) 水洗い不可/高価 |
| EVA素材 (エチレン酢酸ビニル) | 超軽量・水に強い 柔らかい素材 | 持ち運び 筋トレ兼用 | 耐久性が弱い (買替時期が早い) |
| NBR (ニトリルゴム) | 柔らかく分厚い 衝撃吸収性に優れている | 関節を守りたい人 硬い床用に | 滑りやすい 動きの多いヨガには不向き |
| コルク (圧縮コルク材) | 抗菌・消臭 においが少ない 自然素材 | 敷きっぱなしでもOK 自然素材 | 湿気や水洗いにやや弱い 厚手だと丸めない |
| 畳 (い草) | 吸湿・消臭 リラックス感 | 和室向け 自然素材 | 跡がつきやすい 柔らかくへたりやすい |
迷ったときのまとめ
扱いやすい素材がいい → TPE素材
とにかく安く買って試したい → PVC、NBR素材
グリップ・安定感を優先 → 天然ゴム
自然素材にこだわりたい → コルク・畳
※各素材の特性はメーカーが製品によって異なります。購入前に商品説明をご確認ください。
厚さは、クッション性と安定感に影響します。薄すぎると床の硬さが感じやすく、また、厚すぎると足元が沈み、安定しにくくなります。
初めて買うなら、6~7mm前後が一番使いやすい厚さです。
| 厚さ | 用途の目安 | 自宅ヨガの使用感 |
| 3mm未満 (トラベル用) | 旅行・外ヨガ向け | 軽量で運びやすい 収納しやすい クッション性はごくわずか |
| 3~5mm (標準タイプ) | 軽さと安定感のバランス型 | 軽さと安定感のバランス 持ち運びにも便利 クッション性は低い |
| 6〜8mm (初心者向け) | クッション性と安定のバランス型 | クッション性が高い ひざや腰を守りやすい 最初の一枚としておすすめ |
| 8〜10mm以上 (厚手) | 衝撃吸収を優先 | 筋トレ・ストレッチ向き 集合住宅の防音対策に◎ バランスポーズは安定しづらい |
ヨガマットの重さ
ヨガスタジオに持ち込む、旅行先で使う予定がある場合は、多少考慮しておきましょう。
自宅でのヨガが中心であれば、重さはそこまで気にしなくても問題ありません。
- 1.5kg前後 自宅とヨガスタジオ兼用タイプ
- 1.5kg以上 自宅用。持ち運ぶと重く感じやすい
ヨガマットの大きさ
マットが小さいと無意識に体の動きが小さくなります。のびのび動けるような大きさを目安に検討してください。
- 縦幅 身長以上にあることが望ましい。縦幅が短いとポーズを小さくとってしまう
- 横幅 自分の肩幅以上+10cmが目安 (60~61cmが標準的サイズ)
ご注意ください!
150cm未満のショートサイズはストレッチ用です。ヨガマットでは不向きとされているので、購入時は、念のため長さも確認しておきましょう。
ヨガマットの収納方法は大きく2タイプです。
- ロールタイプ
大体のヨガマットはこのタイプ。
マットを丸めて専用バッグで保存、もしくはストラップで止めて収納。 - 折りたたみタイプ
旅行や出張のときに便利。
スーツケースに入るほどコンパクトになるものもある
※ コルク・天然ゴムなど厚手・硬めの素材は、折り曲げると割れる場合があります。購入前に確認を。

ヨガマットに関するちょっとした疑問、使っているうちに出てくる悩みをまとめました。困ったときに参考にしてください。
初心者は何mmのヨガマットを選べばいい?
6mm前後のTPEマットがおすすめです。クッション性と安定感のバランスがよく、最初の1枚に最適です。
買ったマットが滑りやすい!どうすればいい?
滑る場合は、ヨガラグを使う、ヨガソックスを履くといった応急対策が可能です。
新品のマットはすべりやすいので、すぐに諦めず様子を見てみましょう。
何回か使っていくうちになじみます。ただし、PVCのマットは汗で滑りやすい素材です。TPEや天然ゴム素材のマットに買替えも選択肢のひとつです。
ヨガマットは洗えますか?
素材によって異なります。
<TPE・EVA・NBR素材>
水拭き、または薄めた中性洗剤や専用クリーナーで拭き取る
<PVC・天然ゴム素材>
丸洗いが避け、専用クリーナーや柔らかい布で拭き取る
※お手入れ方法はメーカーや製品によって異なります。付属の説明書で確認してください。
ヨガマットの寿命はありますか?
使用頻度によりますが、半年〜2年程度が目安です。以下のような状態になったら買い替えのサインです。
・クッション性が落ちてきた
・表面のひび割れ、ボロボロと崩れてくる
・グリップ力が明らかに落ちた
マットのにおいが気になります。
新品は素材特有のにおいがありますが、陰干しを数日続けると軽減します。天然ゴムはにおいが強いので、苦手な人は避けた方が安心です。
古くなったヨガマットの処分や再利用は?
ヨガマットの多くはプラスチックやラテックス製です。自治体ごとの分別方法で処分してください。長さに制限がある場合は、裁ちハサミなどで切ってまとめると捨てやすいです
また、捨てる前に、こんな使いかたもできます。
ひざ立ち用のクッション(カットして使用)
肩立ち・ハンドスタンドの補助用マットに
丸めて簡易ボルスターに
薄手マットの下敷きとしてクッション性アップ
キャンプやレジャーシートの代わりに
避難所用でのシート代わりに

自宅で使うマットを選ぶときは、「素材」「厚さ」「重さ」の3つを確認しておくと、失敗が少なくなります。
迷ったときはこの順番で考えてください。
・滑る → 素材を見直す
・痛い → 厚さを見直す
・動きにくい → 厚すぎないか確認する
最初から完璧なものを選ぼうとしなくて大丈夫です。迷ったら「素材→厚さ」の順で考えると選びやすくなります。
まず1枚使ってみると、自分に合う条件が自然とわかってきますよ。
なお、比較表などの資料、データには個人の感想も含まれています。実際に購入される際はメーカーの注意事項もしっかりと確認してくださいね。

